2012年6月11日月曜日

精霊の守り人

精霊の守り人という小説があります。
最近その小説のアニメ版を見終わりました。
小説も、最終章の天と地の守り人を読み始めたので、記念に主人公のバルサを描きました。



精霊の守り人は、獣の奏者という同じ作者の小説を読んだときに知りました。
こっちもアニメ化していますね。

ファンタジーというジャンルは、日本では特にJRPG的なノリが強く、想像されたフィールドを、主人公たちが困難を攻略していく、というイメージがありました。
でも上橋さんの書かれたファンタジーは、画かれる世界が本当に存在して、文化が育まれ、人がそこに生きているですよね。
登場人物も文字通り活き活きとしていて、それぞれが思惑をしっかりと持ってそこに生きていて。

アニメ版も、スタッフが攻殻機動隊SACの神山監督が手がけていて、原作者も満足の出来だったので、迷わずDVD全巻買ってみました(BOXで安かったので…)

一冊の小説を2クールでやる都合、どうしてもオリジナルストーリーの追加や、ストーリーの改変が行われています。
それらは闇の守り人からエピソードを持ってきたり、いい具合にキャラクターの掘り下げをしてくれたり、それでもチャグムの成長という主軸がぶれる事無く世界を広げてくれる。
話の結末を知っているのに、後半は手に汗を握る展開が目白押しで魅入ってしまいました。
アニメ化で個人的には狩人のジンの株が上がりました。

ほんと同じスタッフで闇の守り人を作って欲しいです。

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